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少女病



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少女病

古の殘骸

「淡い霧が立ちこめる、小さな湖の畔。
無數の墓標が佇む、朽ちた村。
死者に會えるとまことしやかに囁かれる場所。
死は語る。幾つもの物語を。
魂は謠う。辿ってきた生涯を。
私はここで確かめよう。
死の、先にあるモノを----」


凍える色彩に 思考搖らして
時間に置き去りにされる 不安が消えない
生きてる意味が見えなくて 痛みばかりが
飛びこんでくる息苦しくて
ただ日々は空虛に----
古の殘骸 凍りついた物語を
終わりまで ah... 紡いでゆく
溶けることないのを知っても

最期の瞬間は 孤獨でもいい
淋しい時ほど一人で いたいと願った
失うことが怖いほど 大切だった
關係こそを自らの手で
壞したくなるんだ----
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古の殘骸 途方もない數の旋律
どこまででも 詩は續き
霧よりも色濃くなって……
殺したはずだった感傷の搖れを
ah... この場所にきて感じてる

この弱さも何もかもをすべて受け入れて
差し出される手を探してたんだ
その先に死があっても
古の殘骸 凍りついた物語を
終わりまで ah... 紡いでゆく
溶けることないのを知っても

「私は此處に住まう、唯一の生者。
見つけたいのは、答えか。戒めの鎖か。
死者達は遠い歌を奏でるだろう。
それは、黎明の旋律---- 」

「殘酷で優しい----死の殘骸」
「この痛みがやわらげばいい。
その手段が、生と死のどちらになっても……」