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九州男



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九州男

ゆらぎ~ヒトヒラの想い~

作詞:九州男
作曲:九州男

誰か教えて
あの愛は間違いだったの?
あの想いはどこまで飛んで
どうなって消えていったの?
空みたいに空っぽになって
物事は体をすり抜けてく
希望は変わった不安に
記憶は変わった弱さに

立ち尽くすしか無かった
この広い果てしのない大地で
まるで時間が停止したかの様に
鼓動の言葉も返事しなくなって
もし勇気という光が射すのならいったい何をすればいい?
どうせ俯く視界に射す術はないんだろ?

ちりばめられた白く染まる道は
何かへと続く道しるべみたいで
ほら、見上げればひらら…
温もり司る桜
身を任せ静かに流れているよ

陰に隠れた小さな歯車の異変に気づけなかった
ちっぽけな過ちが大きな恐怖になって
現実から身を潜めてしまった
喜びに喜べず笑ったフリさえも下手になって
人を遠ざけ人に遠ざかり白紙のページを綴る
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君を…いつでも君を本当はずっと見つめていたいけど…

ちりばめられた白く染まる道は
明日へと続く道しるべみたいで
なぁ、見上げればひらら…
温もり司る桜
身を任せ静かに流れてゆくよ

一ひらの想いとなり眼から何かがこぼれ
心が息を吹き返すようにぎゅっと苦しく締め付けた
君の淡いセリフが胸いっぱいに甦らせてゆく
薄紅色の想い出に見た満開の桜みたいに

空が晴れ渡り 光が射し込み
約束の風が背中に吹いたとしても
なぁ、君がいないなら
全てに誓った愛は
春となりまた舞い戻る

ちりばめられた白く染まる道は
雪溶けの光が花びらに滲み
嗚呼、見上げればひらら…
温もり司る桜
身を任せ静かに
あるがまま君の様に
揺らいでいるよ