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長渕剛



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長渕剛

明け方までにはケリがつく

作詞:TSUYOSHI NAGABUCHI
作曲:TSUYOSHI NAGABUCHI

砂嵐の風が吹いてた
三日月が高く昇ってた
誰もいない工事現場の駐車場に腰を降ろしてた
飲んでも飲んでもいくら飲んでも酔えない夜がある
流されることなく流れて生きるだけで精一杯
ねえ もう少し正直でいいんじゃないか
ねえ もう少しひたむきでいいんじゃないか
明け方になるまでにはきっとケリがつく
見失いそうなこの俺の足元を叩かなければ

もしもやさしさが風ならば 百年だって吹かれよう
しがらみが嫌だったからつるまなかっただけさ
突っ張りとおせるものならきっとそのほうがいいさ
はじめから物分かりのいい利口者じゃなかったはず
ねえ もう少しありのままでいいんじゃないか
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ねえ もう少しかっこ悪くていいんじゃないか
貨物列車が走ってゆく夜露に濡れたレールを
明け方になるまでにはきっとケリがつく

いくつもの太い車輪の跡 転がり落ちてる鉄パイプ
水たまりを覗きこめば蒼白い月灯りと俺
泣いても泣いてもいくら泣いても泣けない夜がある
流されることなく流れて生きるだけで精一杯
ねえ もう少しかたくなでいいんじゃないか
ねえ もう少し真剣でいいんじゃないか
もっと心を震わせて深くこだわり続けたい
イチかバチかの勝負さ
明け方までにはケリがつく
明け方までにはケリがつく
明け方までにはケリがつく