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八代亜紀



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八代亜紀

風紋

作詞:松井由利夫
作曲:遠藤実

北へ行けば 行くほど
花の彩りが 少なくなるように
こころのまよいが うすれてゆきます
息でくもる
窓の向うは サロマ湖
そしてその向うは 冬を運ぶ海
孤独になって はじめてわかる
飾る愛の 虚しさが 哀しさが

くらい顔を みせたら
他人はあやしむわ 女のひとり旅
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あかるくふるまう 背中が寒いの
撫の小枝
くべるペチカの 赤い火
美幌ちぎれ雲に なぜか涙ぐむ
束の間でした 夢みた月日
それもさだめ ふりむけば つらいだけ

風が吹くたびに 海が哭(な)くたびに
変わる砂の丘
孤独になって はじめてわかる
飾る愛の 虚しさが 哀しさが