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野狐禅



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野狐禅

少年花火

作詞:竹原ピストル
作曲:竹原ピストル

買ったばかりのTシャツに穴があく
奴がロケット花火を打ち込んできたから
おかえしに
一束まるごと線香花火に火をつけて
ビー玉くらいの火の玉を 頭に落としてやる
少年花火 夏の夜に咲く
少年花火 夏の夜に散る

腹が立ったからと言って
人を傷つけてはいけないよ
でも 何を言われても
ヘラヘラ笑っている僕よりは よっぽどマシだ
例えば 騒音を撒き散らし
走り抜けていく バイクの少年は
恥ずかしながら いつまでたっても
僕のヒーローなんだ
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少年花火 夏の夜に咲く
少年花火 夏の夜に散る

公園のベンチで ウトウトしていたら
母ちゃんに首を締められる夢を見た
母ちゃんはいつも
「いいかげん大人になりなさい」と僕に言うけど
安心してください 僕はもう
彼らの輝きを直視できない
ダサい大人になれましたよ
何よりも 激しい光で
何よりも 激しい爆発音で
何よりも 激しいスピードで
何よりも 激しく刻み込まれる その一瞬に

少年花火 夏の夜に咲く
少年花火 夏の夜に散る