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ANATAKIKOU



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ANATAKIKOU

甘い種の不思議

作詞:ANATAKIKOU
作曲:ANATAKIKOU

紫色のシャツに着替えながら
そばかすなんて気にもとめない部屋
目覚めの悪い朝も七年目の
暑さにはでた甘い種の不思議

はだけた唇隠し 身すえた屋上に捧ぐのは
ひなどりも待つ茄子の足 とりあげる指の白さ

いかさまみたい この頃の時計は
肩にこぼれた飾りのせいにして
今何曜日?問題は昨日で
彼まかせにも慣れる種の不思議

あずけた頬に彩る 紅割れた恋えくぼ 舐めれば
たどりつくの件の夏 手を振ればなびくその声
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そっぽを向いても似てる やっぱり変わらない顔
知らん顔でも夢見てるの
やっかいな風に似てる さっぱりさえない終わり
飛ばされてまたうつむいたり
くってかかるのが似てる しっぽり行くのが流行り
とがらした口濡らすかたち
かってな素振りも似てる 行ったり来たりの水たまり
二日と乾かないわがまま 水たまり

はだけた口唇隠し 身すえた屋上の捧ぐのは
ひなどりも待つ茄子の足 浮きあがる雲そらして

あずけた頬に彩る 紅割れた恋えくぼ 舐めれば
たどりつくの件の夏 背もたれの硬さも彼の後ろに
舌足らずからかう時も とりあげる指の白さ