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杏沙子



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杏沙子

半透明のさよなら

作詞:杏沙子
作曲:宮川弾

つまさきが冷えて
目覚めたソファの上
手を伸ばしてストーブを点ける

カーテンを開けて見上げた空は
いつも通りちゃんと朝だった

キッチンでコーヒーを淹れてみても苦手なまま
あのとき苦い言葉だって
ちゃんと飲み込めたはずなのに

半透明のさよならを窓に映して
垂れてゆく雫は昨日の涙で
透き通る朝の街の
誰かの白い吐息に
いつかは変わって消えてゆく

指先でまぶたの熱さを感じながら
目をこすって欠伸をふたつする
更多更詳盡歌詞 在 ※ Mojim.com 魔鏡歌詞網

散らかった部屋の中
隠れた過去の忘れ物も
今日で片付けよう

キッチンでコーヒーを捨てて
甘い紅茶を淹れ直したら

半透明のさよならを窓に描いて
ぼやけてゆくそれは未来の記憶で
透き通る朝の部屋の (朝の部屋で)
誰かの愛しい寝息といつかは眠って
つまさきを寄せ合う
そんな日が来るなんて今は想像もできないけど

半透明のさよならを窓に映して
垂れてゆく涙も描いた記憶も
透き通る朝の街の
誰かの白い吐息に
今ほら 変わって消えてゆく