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いきものがかり



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いきものがかり

わたしが蜉蝣

作詞:山下穂尊
作曲:山下穂尊

ふと目覚め何かにまた怯えて 過ぎ去って行った幾重の過去たち
答えなど分かってるつもりでも 冷めきったような孤独の人たち
ルルル
暗闇と明るさとの会話に戸惑っていったわたしが蜉蝣
息もせず水の流れを漂う 淀みがかった愛の流れに寄り添う

気がついた時には大人になってて 夢見ていた空がただ眩しくて

わたしが失ったものたちをただ見下ろして 背中に背負った翼で
一度風を受ける
水辺に残したままの夢のその塊は 太陽と共に爆ぜてそしてまた夢を見る
ルルル

空回り現実を繰り返し 薄汚れていった靴底を蹴れば
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鈍いほど痛みは広がってて 霞みがかった空のはざまを羽ばたく

弾かれた指先 外れと願えど 放たれた扉はただ重たくて

わたしから育ったものだけをまた抱きしめて どこにも行かないように
この手握りしめる
子供の頃の記憶がふわりと蘇り 恐れを知らぬ強さを少しは懐かしむ

いつか憧れた陽の光 それは眩いほど綺麗で
たどり着けるはずもないくせに 心の中に宿る

わたしが失ったものたちをただ見下ろして 背中に背負った翼で
一度風を受ける
水辺に残したままの夢のその塊は 太陽と共に爆ぜてそしてまた夢を見る