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森山愛子



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森山愛子

キャベツ畑のサンマ

作詞:高田ひろお
作曲:奥田民生

いつのまにか 北極や南極の氷が解けはじめ
いつのまにか 陸(おか)のうえは洪水になっていた
そしてぼくらサンマも 流れ流され
キャベツ畑に 流された

キャベツ畑は ミミズがいるから餌には困らない
天敵といえば あの地下にいるモグラだけ
山のタヌキやキツネ リスにクマさんは
ぼくらのことを 知らん顔

ぼくらは海から きたばかり
落ち葉の葉っぱを 背につけて
トビウオみたいに 飛んでゆく

いつのまにか ぼくらはキャベツ畑に慣れ始め
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いつのまにか てんとう虫と仲良くなったり
たまには尺取り虫の ごきげんうかがい
海のことなど 忘れてた

ある日ぼくらは モグラとささいなことから戦争さ
ぼくらの武器は モグラ叩きの小槌だけ
そしてモグラは 炭(すみ)と七輪(しちりん) 金網(かなあみ)で
ぼくらを捕まえ 焼くつもり

ぼくらはサンマだ なめるなよ
ぼくらは忍者に 早変わり
モグラを煙に まきました

戦いつかれた ぼくたちは
サンゴが歌う 子守唄
海で聴きたく なりました