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加藤登紀子



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加藤登紀子

恋の花ひらく時

作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子

ひとりでも生きて行ける 誰にでもそんな日が来る
淋しさを見つめながら ゆれる心紡いで
すれ違う言葉もなく 笑えない冗談もない
気まぐれなひとり暮らし それもいいと感じてた

何げないあの日 いつもの街で
季節はずれの コートのえりを
立てて歩いてた あなたに逢うまでは

恋の花ひらく時 それは今
春の風 吹くように 突然に
悲しみを かくしてた 胸の中
忘れてた 愛の泉 あふれさす

はじまりはただのあいさつ たちどまる交叉点で
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白い空見上げながら 「雨だね」と言った、それだけ
肌寒い日曜の午後 降り出した雨の中を
コートを傘にかぶりながら 肩をよせ走った

言葉はいらない そばにいるだけで
こんなに近く 心がとどく
ずっと昔から そばにいたように

愛してもいいですか 今すぐに
さりげなく 心寄せて いつまでも
あしたから ひとりじゃない そばにいて
これからの 何もかもを 夢見たい

恋の花ひらく時 それは今
恋の花ひらく時 それは今