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関智一



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関智一

絶想

作詞:李醒獅
作曲:望月衛

焼いた岩絵具で 描いた 鷲の爪が
色を変えはじめている わずかでも

己を責め立てれば
もの憂い風に煽られ
寒々しい虚しさに飼われてしまう

信じて 漣もたてずに
流れてきたこの生
比類なき輝きに あふれていた
誠が崩れていく音に
波立ち
残されているこの静寂が
無心に岫を離れそうな気配

石のように硬い 哀しみが透けてる
ここから見えるすべてが 嘆いてる

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しなやかな踊り手は 幾面も面を手に
使いわけて 舞うのだが
もう舞えなくなる

静かに控えめな群雲
兆し始めている
胸深く 眠らせておいたのに
眼を射る狐雨に濡れた
今日最後の陽射しは
鷲の翼のしたのすべてを
肯なうというのか

静かに控えめな群雲
兆し始めている
胸深く 眠らせておいたのに
眼を射る狐雨に濡れた
今日最後の陽射しは
鷲の翼のしたのすべてを
肯なうというのか