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さユり



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さユり



作詞:さユり
作曲:さユり

目を覆いたくなる傷口に砂糖水を垂らして
アイスキューブで麻痺させたような 淡い 甘い 昼下がり

扇風機の首はちゃんと回した状態にしておくのだよ
増幅する悪夢の粒子に 負けないように

全然痛くも痒くもないから
君は泣いたりしないでいいから
散々喚いて暴れて 泣いたら
もう疲れたろう? タオルケットにくるまって眠ろう

手の届かない空見つめてる ビー玉みたいな目が好きよ
固く握ったその手の平の中には 何が入っているの?

遅くなってもいいけど
あんまり遠くには行かないでね
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夏祭り があるんだってさ
いつか
行けたら なんて

二人でこのまま 静かに暮らそう
どこにも繋がらないこの部屋に
君の好きなヒナゲシが咲いたら
それはもう 綺麗だろうな

全然痛くも痒くもないから
君は泣いたりしないでいいから
散々喚いて暴れて 泣いたら
もう疲れたろう? タオルケットにくるまって眠ろう
こっちへ来てよ

もうすぐ夏だ