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吉川ひとみ



歌詞
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吉川ひとみ

冬枯れの駅で…

作詞:円香乃
作曲:宗宮成則

街をセピアに染めて 淡い夕日が落ちる
使い古したトランクひとつ 下げて歩いて行く
駅の別れはいつも 古い映画のようね
人混みの中 抱き合うことも出来ず
見つめ合うだけね
その手に触れたなら 涙が
溢れてしまうから 行かせて
そっと背中を向けて 一人改札抜ける
白いパンプス 残る靴音 二人
冬枯れの駅で…

不意に私の名前 呼んだあなたの声が
人の波間にざわめく音に 遠く消されてゆく
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心切り裂かれても 二度と振り返らない
二人何度も 眠れぬ夜を越えて
決めたサヨナラよ
一番ホームから 別れの
最終案内が 聞こえる
二人出逢ったあの日 着てたベージュのコート
それぞれの道 歩いて行くの 今は
冬枯れの駅で…

この先もう二度と 誰かを
愛することなんて 出来ない
汽車は東へ走る いつか何処かの街で
あなたことを 想い出すでしょ きっと
冬枯れの駅を…