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白風珈琲



歌詞
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白風珈琲

プロローグの終わりと、これから。 feat.Sou, 雨歌エル

作詞:白風珈琲
作曲:白風珈琲

黎明、夜明け。日の出は遠く。
微かに感じている境界線。
踏み越えた先から、「明日」が始まるような。
そんな気がした。

環状線はとうの昔に
JCT分岐、左へ倣え
高架橋外れ街を抜けたら
夜明けに向けてまた加速して往く湾岸線

目が回る、世界に背中向け
片隅で手遊びをしたんだ
ロールプレイよろしく、僕らはいつでも円盤で踊る

スケールの違いはあれど
雨は平等に降り注ぐわけで
大海に繰り出した小さな船は
嵐に呑まれて、消えた

揺れる船室から送る
宛先不明のラジオ一六二〇
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海底へ沈んだ鯨骨
いつかの夢の果てへと続いている

覚めない夢、追いかけて
妨害工作のさえずりをミュートして
僕たちはイヤフォンを耳にして
いつかの日の出を拝む旅に出る

いつかの夢で見た古城は
深い霧に覆われていた夜
照らすヘッドライト、届かない距離
鼓動が鳴らす警笛を少しだけ無視決め込んで
僕だけの世界
踏み入れる度に存在、消えて往く
降り積もる雪に足音もかき消されながら
希望を探した

果ては見えないままで
霧雨の森と静寂を身に纏って
僕たちはそれでも進んでいて
いつかの日の出を拝む旅の途中